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DIARY

1999/04/24(土)

大島渚
実は俺は、“大島渚”をかなり ... いや、モーレツに尊敬している。

別に彼の映画が好きな訳ではない。
だって、「戦メリ」しか観た事ない。

とにかく、彼の人物、考え方、生き方、感じ方、書き方が好きなのである。
音楽界の大島渚を目指そう! と、内心昔からそう思っていた。

以前はよく、彼のエッセーを読み、
どって事ない場所で、感動でグショグショに号泣していたりした。

そいえば、号泣で思いだしたが、(う 話がまた脱線 ... )

俺は映画でも舞台でも本でも何でも、
“生きたの死んだの物”では絶対に泣かない。
だって、ずるいじゃん? そのテーマで感動させたり、悲しい気持ちにさせるのってさ。

同じ理由でバラードでは決して泣かない。
これもずるい。感動するに決まってるもん。ミエミエ。

明るい場面で泣かせてくれたり、明るい曲で泣かせてくれると、
「やるね〜っ」と、素直に号泣させてもらえるのだ。

例外は“動物物”。
こればっかは、無条件で作者の策略にバッコリひっかかる。
本当はずるいってわかってるんだけどね、子供物・動物物ってさ。
動物物だけは“死んだの生きたの作戦”でも、ずるいずるいと思いながらビュービュー泣く。
ちょっと古いが「ハチ公物語」なんて大変だった ....


明るく泣かせてくれる曲って言えば、ビートルズの「I feel fine」

I'm so glad that she's my little girl
She's so glad she's telling all the world
That her baby buys her things, you know
He buy her diamond rings, you know
She said so
She's in love with me and I feel fine

この曲のこの部分で泣ける感性が俺は好きだ。
試しに、この彼になった気持ちでこの曲のこの辺をマジに聴いてみて下さい。
いいや、ジョンと一緒に歌ってみて下さい。マジに入り込んで ...
本当に本当に本当に大好きな彼女なんだよ? そうだったらもう号泣でしょう?
またさ、ジョンとかの歌い方もいーんだよな、これがまた。嬉しさガンガンくるもの。
でもな、これは完全に男にしか通じない話。

あ そうそう、スポーツ系感動もいいよね。
スポ根にしても、純粋な技・記録物にしてもさ。
場合によっちゃ、プロ野球「珍プレー好プレー」のファインプレーにだって泣けたりもする。
ロッキーに至っては毎月一度、1から5まで観直して大泣き。


で、話を元に戻そう。

とにかく、俺は大島渚が大好きだ。
彼と奥さんとの恋愛エピソードだって最高なのだ。
素敵な恋愛する男なんよ。

ちなみに、彼の監督作品は「戦メリ」しか観てないと言ったが
その「戦メリ」のラストシーンのたけしさんの表情。
あれ見たって、俺はもうもうただただ

「まいりました ... 」

の一言の大島渚先生である。


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