Area-TAKU 実用!バンド講座

Lesson 09


くじけそうになったなら・・・



どんなにはりきって始めたことも、
どんなに根性入れて続けていたことも、
ある日突然、壁にぶち当たることがあります。

「・・・もう、あきらめてまっとうな道を行くか?・・・」
「・・・俺には才能ね〜んじゃないか?・・・・」

そんなことを思うときもきっとあるでしょう。
人間なんて所詮弱い生き物・・・
いつも不安と自信の狭間で行ったり来たりしているものです。

そんな時の為に・・・



まず結論から言っちゃいます。

途中であきらめた人は結局、向いていなかった人です。

こういう言い方だとわかりにくいかもしれませんが、
どんな道もそうだろうと思うんだけど、

結局、人には持って生まれた道ってものがあります。
簡単に言うと、向き不向きです。

実は一番大事なことは、その人の向き不向きなのです。
その人の性格・性質っていうことなのかもしれません。

どんなに音楽的才能があったとしても、
どんなに素晴らしい作品を作ることができる人でも、
性格、つまりこの仕事に向いてない性格の人はやっていけません。

実際、俺の知り合いにも何人かいました。
惜しくも途中で挫折したおもいっきり才能ある人たちです。

もっとも、
ぶち当たる壁にも2種類の壁があります。

向いてないのに無理に挑んでいるので当たってしまう壁と、
向いているんだけど、成長段階で当たるしかたのない壁です。

・・・ということで、

もし、壁にぶつかってしまったときには、
いったいどっちの壁なのか、冷静に自問自答してみてください。

「・・・俺に、この商売が向いているのか?やっていけるのか?」

己を信じるとかいう精神論も、もちろん大事ですが、
ここでいう自問自答は、もっと冷静な意味あいです。

俺はポジティブな考え方は、とても重要だと思っているんですが、
でも、ポジティブにも色々な種類があって、
有用な自己暗示と、勘違いってのは違うと思うんです。

もし、冷静に自分自身をチェックしてみて、
きっとダメだろう・・・と思う気持ちを感じるのであれば、
きれいさっぱりとこの道はあきらめるべきです。

音楽だけが人生じゃありません。

もし成長段階の壁だと自覚できるのであれば、
おおいに悩んで、もがいて、苦しんでればいいです。
正しい努力を続けて時間がたてば、勝手に道が開けます

だまされたと思って、ひたすら努力してみてください。
きっと後から、
「な〜んであんなことで煮詰まってたんだったっけなぁ?」
と思うはずです。



結局一番肝心なことは、

冷静に自分を評価できるかできないか?ってことだと思います。
それも才能だし、向き不向きって部分の重要なポイントです。

つまり今回のテーマは、

今自分の直面している壁の種類と原因を察知して、
それにどう対応するかって話ですね。

そのあたりも感受性・センスってことだと思うんで、
各自、自問自答してみてください。


ヨロシク!

TAKU






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