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DIARY

2004/02/07(土)

Ronnie Coleman
ロニー・コールマン



久々のマッスルシリーズ第3弾は、
現Mr.オリンピアのロニー・コールマンのお話。

俺はもともとショーン・レイが好きなので、
ここでロニーの話は書こうなんて思ってなかったのだが、
とっころがどっこい、
昨年のMr.オリンピアでのロニーに大感動を覚え、
ちょこっと書きたくなってしまったのだ。

オリンピアは10月に開催されるので、今となってはこの話題も、
えらくタイムリ〜なのだが、あはは
でも、最近このダイアリーをさぼりがちなのでしかたがない。

とにかく、そのへんのタイムラグはお許しいただいて、
さっそく本題に入ろうと思う。

結論から言うと、
2003年MR.オリンピアは、ロニー・コールマンの圧勝!
これで堂々6連覇なのだ。

え?これが人間か?と思われるような圧倒的な身体で、
誰にも文句を言わせないようなパーフェクトな優勝だった。


だけどここ数年、彼はとても厳しい立場におかれていたわけ。

オリンピア5連覇を果たしているとはいえ、
最近の優勝も疑問視されていたし、
なんといってもジェイ・カトラーの台頭で、
「もう、ロニ〜なんて終わってるよ」
「だみだみ、これからはジェイの時代じゃんか?」
みたいな意見が圧倒的だったし、
実際、現役オリンピアとしては初めて、
他の大会でグンター・シリーカンプに負けてしまったり。

とにかく2003年のオリンピア前の下馬評でも、
ほとんどの意見は、
「ロニーは終わった。今年からジェイの時代!」
みたいなかんじだった。

ロニーはもう38歳、ジェイはまだ30歳。

どんな場合もそうだろうが、
連覇してるベテランチャンプよか、
どうしても若い昇りっ調子の選手にスポットが当たる。

俺個人の意見で言わしてもらうと、
ジェイ・カトラーはなんか違う・・・って思うんだけどね。

つか、何年か前のオリンピアでドーピング事件があって以来、
彼のことはあんま好きくないのだ。

それ以前に、チャンプになる選手って雰囲気あるじゃん?
上手く言えないんだけど、“格”っていうかなんていうか。
ロニーしかり、その前のチャンプのドリアンしかり・・・

残念ながら、我らのショーン・レイも、チャンプって感じじゃぁないんだおね。

とにかく、
2003年のオリンピアでは、ショーンが欠場してるってのもあるし
下馬評がどうであれ、俺はロニーに勝ってもらいたかったのだ。
男の意地を見せてもらいたかったのだ。

でもね、みなさん。
今の時点でさえ人間としては限界とおもわれるほどの身体まで追いつめてて、
しかも38歳の年齢で、その上を目指すってのは、
並大抵の努力じゃ、不可能でしょ?
しかも、ライバルは10歳近くも若いまさにイケイケの状態。

ところが、やってくれたんですロニーは。

アーリントンのジムにこもって一年間みっちりと精進。
さっきも言ったように、
生き物としてすでに限界までバルクアップしていたにもかかわらず、
その上になんと、筋肉だけで38ポンド(17.2kg)増やし、
これまでよりもはるかに大きな身体(287ポンド=130kg)で、
これまでの雪辱に挑むかのような見事な身体で登場してくれたんです。

おおおお!

登場した途端、
今までブーイングを浴びせていたヤツまでもが、
今まで誰も見たことのないようなその身体に、
圧倒されていたのだ。

ざまあみろ。


ところで知ってる? 彼の腕まわり・・・
なんと23インチ・・・つまり・・・約58cm。
うげげげげげ。


サイズはともかく、
やっぱ男だねぇ・・・・

まさに“男の意地!”ってかんじ。

とにもかくにも、2003年のオリンピアでは、
ロニーに勉強さしてもらいました。


そいえば2003年からオリンピアでも、
女子フィギュア部門が開催されるようになった。
おお・・・別の意味で、これも感動なのだ。
あはは。

初代チャンピオンはダバーナ・メディーナ。

嗚呼・・・素晴らしい・・・・

ダバーナ・メディーナ



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